雨上がりの早朝、伊勢神宮の外宮から内宮へと今年の家族の健康や幸福の感謝を伝えに参拝しました
宇治橋を渡る時、山々から立ち上る水蒸気が幻想的でした
鳥居などは今回写真には納めず、宇治橋からの景色や軒先からの杜の様子
忘れ去られた池の動画を撮って帰って来ました
伊勢神宮の歴史と魅力的な観光スポット
日本人なら一度は訪れたいと言われる伊勢神宮は、三重県伊勢市に位置する日本の神道における最も重要な神社です。その歴史は約2000年前に遡るとされ、皇室の祖神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る「内宮(ないくう)」と、豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る「外宮(げくう)」を中心に構成されています。この2つの宮をはじめとする125社が伊勢神宮を形成し、長い歴史と日本文化の象徴として親しまれています。
伊勢神宮の歴史
伊勢神宮の起源は、第11代垂仁天皇の時代、倭姫命(やまとひめのみこと)が天照大御神の鎮座地を探し求め、最終的に伊勢の地に至ったと伝えられています。それ以来、皇室や庶民にとって重要な信仰の場となりました。また、20年ごとに行われる式年遷宮(しきねんせんぐう)は、約1300年もの間途切れることなく続けられており、日本の伝統技術や精神文化を今に伝えています。
内宮と外宮の違い
伊勢神宮を訪れる際は、まず外宮を参拝し、その後内宮へ向かうのが正式とされています。外宮では衣食住や産業を守る豊受大御神に感謝し、内宮では天照大御神に祈りを捧げます。それぞれの社殿は、シンプルでありながら厳かな「神明造(しんめいづくり)」という建築様式で建てられており、木の香りと自然が調和した神聖な空間です。
伊勢神宮周辺の観光スポット
伊勢神宮を訪れたら、その周辺にも足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
1. おかげ横丁
内宮の近くにある「おかげ横丁」は、江戸から明治時代の街並みを再現したエリアで、地元のグルメや土産物を楽しむことができます。伊勢うどんや赤福餅はぜひ味わいたい一品です。
2. 二見浦と夫婦岩
伊勢市の海岸沿いに位置する二見浦は、古来より禊(みそぎ)の地として知られています。特に、夫婦岩は縁結びや夫婦円満のシンボルとして人気があります。
3. 月讀宮(つきよみのみや)
内宮の別宮である月讀宮は、静かな森の中に佇む神秘的な神社です。混雑を避けながらゆったりと参拝したい方におすすめです。
伊勢神宮へのアクセス
伊勢神宮へは、近鉄電車を利用するのが便利です。近鉄名古屋駅や大阪難波駅から特急列車で伊勢市駅までアクセスでき、そこから外宮や内宮へのバスが運行されています。また、自家用車の場合でも伊勢自動車道を利用するとスムーズです。
まとめ
伊勢神宮は、日本の歴史や文化、自然との調和を肌で感じられる特別な場所です。荘厳な雰囲気の中で心を整え、周辺の観光スポットで伊勢ならではの風情を楽しむことで、忘れられない旅となるでしょう。一生に一度の参拝に、ぜひ訪れてみてください!
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